<aside> 💡 システムログ管理で表示されるログの読み方を解説します。

</aside>

  1. 用語

    項目名 内容
    telserial シングル発信時にCOTOHA Voice DX Basicから発信した番号(発信先電話番号)
    telnumber マルチ発信時にCOTOHA Voice DX Basicから発信した番号(発信先電話番号)
    telmessage Slackにて自由記入したメッセージ文章
    phoneNumber COTOHA Voice DX Basicで利用している電話番号(発信元電話番号)
    type シングル発信ではsinglecalling
    マルチ発信ではmulticalling
    折り返し着信はreceivecalling
    companyID 契約ID
    requestID Slackから送信した各メッセージに対応した識別子
    PB プッシュボタン

    【シングル発信、マルチ発信のログ形式】

    phoneNumber:COTOHA Voice DX Basicの電話番号 type:発信タイプ companyID:契約ID requestID:識別子

    【折り返し着電のログ形式】

    phoneNumber: COTOHA Voice DX Basicの電話番号 type:発信タイプ

    ※companyIDとrequestIDは記載されません

    【参考】サンプルログ

    Untitled

    解説

    2020年10月19日 14:13:18にシングル発信処理が開始されたことを表すログ COTOHA Voice DX Basic(050***)から090***宛に「出勤確認通知です」というSlackで作成したガイダンスを流すシングル発信の電話をかけた

  2. 電話に対して相手の応答があった場合のログ

    1. 電話が繋がり相手が応答し、コールシナリオ通りに会話が成立した場合

      1. シングル発信

        Untitled

        ①**「シングル発信処理開始」** でログが始まります

        <@xxxx>(Slack appのグローバル識別子)のあと、COTOHA Voice DX Basicが受信したSlackメッセージ表示されます

        ②**「シングル発信の発信先電話番号」**の次にCOTOHA Voice DX Basicが発信する相手電話番号が表示されます。※次に電話する番号がない場合は ‘0’ と表示されます

        ③**「発信処理が正常に行われました」** は、 COTOHA Voice DX Basicから正常に相手電話番号に発信したことを示しています

        ④**「音声認識に成功」** は、相手の発した言葉をCOTOHA Voice DX Basicが正常に認識・テキスト化して設定された条件と部分一致で合致したことを示しています

        ⑤**「音声認識結果」**は、相手の回答結果を示しています

        ⑥**「Slack送信に成功」**は、発信者のSlackに相手の回答結果を送信したことを示し、“本文:”のあとにSlackで送ったメッセージを表示します

        <aside> 📌 シングル発信で通話が成立せず、次の発信になった場合もrequestIDは同一です。

        </aside>

      2. マルチ発信

        Untitled

        ①**「マルチ発信処理開始」** でログが始まります<@xxxx>(Slack appのグローバル識別子)のあと、 COTOHA Voice DX Basicが受信したSlackメッセージが表示されます

        ②**「マルチ発信の発信先電話番号」**にはCOTOHA Voice DX Basicが発信する全ての相手電話番号が表示されます。

        ③**「発信処理が正常に行われました」**は、 COTOHA Voice DX Basicから正常に相手電話番号に発信したことを示しています

        ④**「音声認識に成功」** は、相手の発した言葉をCOTOHA Voice DX Basicが正常に認識・テキスト化して設定された条件と部分一致で合致したことを示しています

        ⑤**「Slack送信に成功」**は、発信者のSlackに相手の回答結果を送信したことを示し、“本文:”のあとにSlackで送ったメッセージを表示します

        <aside> 📌 複数同時発信した場合は、requestIDが同一で、発信した個数のログが表示されます。

        </aside>

        <aside> 📌 再発信処理をしてもrequestIDは同一です。

        </aside>

    2. 登録されている分岐番号以外の番号を押下した場合

      1. 誤って音声認識中にプッシュボタンを押した場合

        Untitled

        「PBでの分岐に失敗しました」 により、プッシュボタン操作があったが、後続処理ができなかったことを示しています  “PB入力:5”で相手がプッシュボタンで「5」を入力したことがわかります

    3. ガイダンスの繰り返し再生を要求された場合

      1. 音声認識中に相手が「繰り返す」と言った場合

        Untitled

        **「「繰り返す」を認識」**により、「繰り返す」という発話を認識したことを示しています。 また、何回目の繰り返しなのかが分かるように、回数が表示されています

  3. 電話に対して相手が留守番電話だった場合のログ

    1. 電話が繋がったが、留守番電話のガイダンスが流れ、音声認識失敗となり再度ガイダンスを再生された場合
      1. 留守番電話のガイダンスが音声認識された場合

        Untitled

        ※記載のログはシングル発信の表示例となりますが、マルチ発信でも同様の見え方となります。

        ①**「シングル発信処理開始」** でログが始まります  <@xxxx>(Slack appのグローバル識別子)のあとに、 COTOHA Voice DX Basicが受信したSlackメッセージが表示されます

        ②**「シングル発信の発信先電話番号」**の次にCOTOHA Voice DX Basicが発信する相手電話番号が表示されます ※次に電話する番号がない場合は ‘0’ と表示されます

        ③**「発信処理が正常に行われました」**は、 COTOHA Voice DX Basicから正常に相手電話番号に発信したことを示しています

        ④**「音声認識に失敗」**は、相手の発した言葉をCOTOHA Voice DX Basicが認識できなかったこと を示しています

        ⑤**「音声認識に失敗」**は、リトライにおいても音声を認識できなかったことを示しています

        ⑥**「Slack送信に成功」**は、発信者のSlackに相手の回答結果を送信したことを示し、“本文:”のあとにSlackに送ったメッセージ(留守番電話などで~~)を表示します。

        ⑦**「シングル発信で全ての番号に発信したため終了」** によりシングル発信が通話完了せず終了したことを 示します

        <aside> 📌 ⑥・⑦はタイミングによりログの見え方の順番が逆になる場合があります。

        </aside>

        <aside> 📌 留守電のガイダンスが長い場合は「シングル発信で音声認識がすべて失敗する」のケースになる可能性があります。

        </aside>

  4. 電話に対して音声認識ができなかった場合のログ

    1. 音声認識に3回連続で全て失敗した場合

      Untitled

      ※記載のログはシングル発信の表示例となりますが、マルチ発信でも同様の見え方となります。

      ①**「シングル発信処理開始」** でログが始まります  <@xxxx>(Slack appのグローバル識別子)のあとに、 COTOHA Voice DX Basicが受信したSlackメッセージが表示されます

      ②**「シングル発信の発信先番号」**の次にCOTOHA Voice DX Basicが発信する相手電話番号が表示されます

      ③**「発信処理が正常に行われました」**は、 COTOHA Voice DX Basicから正常に相手電話番号に発信したことを示しています

      ④**「音声認識に失敗」**は、相手の発した言葉をCOTOHA Voice DX Basicが認識できなかったことを示しています

      ⑤**「音声認識に失敗」**は、リトライにおいても音声を認識できなかったことを示しています

      ⑥**「音声認識に失敗」**は、再度のリトライにおいても音声を認識できなかったことを示しています(繰り返し回数も確認できます)

      ⑦**「Slack送信に成功」**で発信者のSlackに相手の回答結果を送信したことを示し、“本文:”のあとにSlackに送ったメッセージを表示します 音声認識が3回失敗すると「~~に対する発信で、音声認識の失敗回数が最大数を超えました。終了します。」 というメッセージをSlackに送ります

      ⑧**「シングル発信で全ての番号に発信したため終了」** によりシングル発信が通話完了せず終了したことを示します。

      <aside> 📌 ⑦・⑧はタイミングによりログの見え方の順番が逆になる場合があります。

      </aside>

  5. 電話に対して相手の応答がない場合のログ

    1. 電話には繋がったが、相手の応答がなかった場合

      Untitled

      ※記載のログはシングル発信の表示例となりますが、マルチ発信でも同様の見え方となります。

      ①**「シングル発信処理開始」**でログが始まります  <@xxxx>(Slack appのグローバル識別子)のあと、 COTOHA Voice DX Basicが受信したSlackメッセージが表示されます

      ②**「シングル発信の発信先電話番号」**の次にCOTOHA Voice DX Basicが発信する相手電話番号が表示されます。 ※次に電話する番号がない場合は ‘0’ と表示されます

      ③**「発信処理が正常に行われました」** は、 COTOHA Voice DX Basicから正常に相手電話番号に発信したことを示しています

      ④**「Slack送信に成功」**は、発信者のSlackに相手の回答結果を送信したことを示し、“本文:”のあとにSlackに送ったメッセージ(留守番電話などで~~)を表示します